人生いろいろ☆まだ頑張ってみたい

音楽が好きだけど、難聴に・・・

何故か気になる人々

自分でも分からないけど、一時期、妙に気になる人達がいた。

 

お家のない人々、いわゆるホームレス(以下、HL)と言われる人。

新宿とか、近所の公園とかに段ボールでお家を作って

寝泊りしている人。

 

そんな人達の人生って、色々あるんだろうなぁって。

きっと運に恵まれていなかった人や、

人生で何かに失敗して借金とか背負ってしまったとか?

犯罪を犯してしまった人もいるかもしれないな?

自由が好きで、そうしている人もいるかもしれない?

だけど、やり直したいと思っている人もいて、

そこから這い上がるキッカケが持てない人もいるのかも。

 

皆さん、どういう人生を送ってきて、今いったい何を考えて、

何を思っているんだろう?

聞いてみたいけど、やっぱり声をかける勇気がない。

(私って、変わり者かな?)

 

20代の頃、渋谷に習い事に通っていた時に

地下から階段を上がったところで、いつもお掃除をしている

HLのおじさんが居た。

何故か分からないけど、いつもゴミ拾ったり、掃除をしてくれて

いるんだから、ありがたいじゃない。

と思って、職場でもらったお菓子を時々、お渡ししていた。

 

ある冬、近所の公園にも段ボールのお家があって

こんな寒い日に外で寝泊まりして、いつ死んでしまうかもしれない。

辛い現実だなぁと思って、買ってきたお菓子をそっと置いてきた。

きっと、食べ物を見つけたら喜んでくれるんじゃないかとサプライズw

そんなちょっとしたことで、幸せを感じてくれるなら、

それだけでいいんじゃないかと思った。

 

そういえば、1993年の「聖者が眠る街」という映画を観て、

とても切ない気持ちが、今も心に残っている。

NYCの大都会で、心を痛めた白人青年が、初老のホームレス黒人男性と出会い

交流を深めるのだが、テーマが重く、気合を入れないと観れない作品。

だけど、これには学ぶことがあるのでお勧めしたい。

 

そして最近、通っていた駅で、地べたに座り、毎日毎日、道行く人を

見ている、お婆さんが居た。

この方の事も非常に気になって、話しかけたいと思っていたのだが、

今度は自分の耳が悪いせいで、話しかけてもお婆さんの声が

聞き取れないんじゃないかという不安で、やっぱり勇気がでない。

 

家で一人が寂しいから、誰かと話したいのか?誰かの帰りを待っているのか?

何故だろう~気になる。

 

それを知ったからといって、何の力もない私に人助けなどできないのだけど。

もっと人を助けられるくらいの余裕が欲しい。。